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やじるし初体験 挑む日々 新人国会議員1カ月

総選挙から1カ月。比例区での復活も含め、府内で初当選した4人にとっては、初めての経験ばかりだ。本会議でのヤジに驚き、さっそく地元から陳情を受けた人も。「国会議員1年生」4人の1カ月はどうだったのか――。

●川条志嘉氏  市民団体とビラ配りも

 大阪2区で当選した自民の川条志嘉氏(35)。党の部会では手を挙げ、意見も述べた。女性議員の集まりで「一緒に頑張りましょう」と同期で元軍縮大使の猪口邦子氏(53)=比例区東京ブロック=に声をかけられたという。
 週末は大阪。9日正午すぎから枚方市の駅前で、北朝鮮拉致被害者の早期救出を求める市民団体の署名活動に参加した。「お願いします」と2時間ほど頭を下げ続けた。胸の小さな名札に「かわじょう」。「あいさつだけじゃなくて、ビラも配る。こんな国会議員は珍しい」と市民団体幹部に喜ばれた。
 東京の議員会館には、地元の小中学校から運動会の招待状が毎週10通ほど届く。日曜日に次々と回ったが、8校で時間切れ。
 地元での移動は父親が運転する車。地元秘書は76歳の母親。家族総出は、選挙戦と変わらない。「地元での活動を少しずつ増やし、地元の有権者の声を直接聞いていきたい。働く女性の視点から政策立案に携わること。いま、この思いをいっそう強くしている」

(記事から抜粋して掲載、朝日新聞2005年10月12日付)