2月1日、飯島夕雁議員ら「83会」(自民党新人衆議院議員のグループ)のメンバーらとともに、東京・八王子市の上川病院を視察してまいりました。上川病院は、入院患者の皆さんにたいして、介護と医療の双方を実施している施設です。
私は衆議院の厚生労働委員を務めさせていただき、限られた財源の中から、わが国の福祉行政をいかに充実したものとしていくことができるか、重大な関心を持ってきました。
現在、自民党の厚生労働部会や政府の厚生労働省では、介護保険料と医療保険料の両方の支払いを受ける施設の是非が議論されています。年々急増する社会保障費を持続可能な水準にとどめていくために、政府が支払う保険料の重複を省くことが可能なのではないか、というのがその大要です。
そうした議論の一方で、私は「現地現場主義」をモットーにする立場から、ぜひこうした分野の「現場」たる施設に足を運び、自らの目で現実を確かめたいと考えてきました。今回、飯島議員が上川病院に医療ソーシャルワーカーとしてご勤務なさっていたことが縁となり、視察する機会をいただきました。
同病院は、法的には「介護療養型医療施設」に分類され、まさに今後の議論の核心に関わってくる存在ということができます。同病院で目にした職員の皆さんの熱意と責任感ある姿勢や、入院されている患者さんの表情や声を大事にしつつ、今後の福祉行政の政策形成に、着実に反映させていきたいと考えております。
(写真は自民党広報部にご提供いただきました)
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