1月16日、原爆症認定を早期に実現するための議員懇談会設立総会が開かれました。私も、その一員に加えていただき、副会長の役を仰せつかりました。以下に、設立趣意書の全文を記載いたします。
「原爆症認定を早期に実現するための議員懇談会設立趣意書」
現在国内には約26万人の被爆者の方々がおり、被曝以来六十年間余、「家族を失い、その上病気がちで定職につくことができない。」、「何度も流産をして子供をつくることができない」といった苦難の人生を送られてきました。また「いっ原爆症を発症するか」「自分は癌になって長くは生きられないのではないか」などの不安を抱えて生きておられる方々に加え、既に癌や感染症をはじめ明らかに原爆放射線の影響しているとしか考えられない病気が発病している方々が多々おられます。しかしながら、厚生労働省はこうした方々の原爆症認定の申請を却下し、数多くの裁判でも認定すべきとの裁判の判決が下されたにもかかわらず、その判決に対し控訴を行い、かかる原爆被曝患者の認定を拒み続けております。そうしているうらにも、被爆者の方々は年々お亡くなりになられており、早期に認定を行い被曝者の救済を行う必要があります。かかる事情に鑑み、ここに同志が集い、こうした被爆者の方々の認定を早期に実現するための議員懇談会を設立するものであります。
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